高齢者疑似体験教室を終えて

ー 中学1年生(女子)の感想文 ー

私はひいばあちゃんをお店につれていったり、階段の上り下りを手伝ってあげたりしました。とてもゆっくりなので、心の中で「はやく…。」と思っていました。でも、高齢者になってみて、怖いと思いました。重いし、見えないし、聞こえないし、とにかくここがどこなのかわからない。ひいばあちゃんはこんなに怖い思いをして生活して、不安にならないのかと心配になりました。今は子供だからいっぱい動けるけど、高齢者になると、動きたくなくなります。怖いし、1人でいることなんか、不安でたまりません。そこに私たちが勉強したように「大丈夫ですか?」と声をかけてくれる人がいると、たしかにうれしいし、助かるし、心の底から、ありがとうと思えます。そのことを気づくことができて、本当によかったなと思いました。なので、ひいばあちゃんを手伝う時に「はやく」と思うのではなく、「気をつけて」と広い心を持つことができました。私は森さんがすごいと思います。色んな人のために、勇気を出して声をかけることができるなんて…私にはまだまだかもしれないけど、ほんのちょっとの勇気で、命が助かり、心があたたかくなる。私もこまっている人を見かけたら、勇気を出して、声をかけようと思います。ことわられても「近くにいます」を忘れないようにしようと思います。みんなが笑ってくれるようにがんばります!!